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計数計画の策定→2.実抜計画とは?:事業再生シリーズNo.72

 事業再生計画書の中で使われる実抜計画とは、「実現可能性の高い抜本的な経営再建計画)」のことを言います。はじめは、何のことが全然わかりませんでした。

具体的には、以下のことを指します。

  1. 実現可能性の高い計画

   – 関係者の同意が得られている。

   – 債権放棄などの支援額が確定しており、追加支援が不要。

   – 売上高、費用、利益の予測が厳密である。

  1. 抜本的な計画

   – おおむね3年後に債務者が正常先となること。

  1. 特定の再生計画

   – 中小企業活性化協議会等が策定支援した計画。

   – 事業再生ADR手続に従って決議された計画。

   – 株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)や株式会社東日本大震災事業者再生支援機構が買取決定した計画。

 これらの計画が上記の要件を満たしている場合、「実現可能性の高い抜本的な経営再建計画」と認められます。

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