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計数計画の策定→5.計数計画の構造とは?:事業再生シリーズNo.75

 経営改善計画は、計数計画の内容によって、金融機関からの評価が変わります。評価が高ければ金融取引が正常化し、低ければ経営課題の把握と収益力の向上に努める必要があります。

 計数計画は、経営改善施策の効果を数値化したもので、借入金返済予定額を把握するために作成されます。基本的には「損益計画」、「貸借対照表計画」、「キャッシュフロー計画」の3つの財務計画を策定します。

– 損益計画

売上高、売上原価・販管費、営業外・特別損益、法人税等を含む。

– 貸借対照表計画

現金預金、運転資金、固定資産、借入金、その他資産・負債を含む。

-キャッシュフロー計画

営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローを含む。

 ただし、特定の条件下では「損益計画」と「簡易キャッシュフロー計画」のみを策定することも認められます。

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