貸借対照表計画は、現金預金、運転資金、固定資産、借入金、その他資産・負債から構成され、「運転資金計画」と「資産の取得・売却計画」のサブ計画から策定されます。現金預金と借入金はキャッシュフロー計画に基づき計上され、その他資産・負債は内訳を把握し、毎期継続的に残高が計上されるものについては損益計画に対応させて金額を算定します。今後残高の計上が見込まれないものはゼロとして計画します。
運転資金計画は、売上計画、売上原価・販管費計画、過年度の回転期間実績をもとに策定され、回収条件や支払条件の変更が見込まれる場合はそれを加味します。売上債権、棚卸資産、仕入債務も同様の方法で算出します。
資産の取得・売却計画は、前期末残高に設備投資による増加額を加算し、資産の売却や減価償却による減少額を控除して固定資産残高を計算します。
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