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事例45:製造業のC社支払い条件の変更】 事業再生シリーズ:No.200

C社は、部品製造を行う中小企業で、取引先の仕入れ業者に対して月々の支払いが発生しています。しかし、受注減少によりキャッシュフローが悪化し、支払いが難しくなりました。そこで、C社は主要な仕入れ先に対して支払い条件の変更を交渉しました。

1.支払い状況の把握と優先順位付け: 仕入れ業者A社に対して、現行の30日払いを60日払いに延長できないか交渉することを決定。
2.交渉理由の説明: コロナ禍の影響で、受注が減少し資金繰りが一時的に厳しいことを説明。3か月後には新規プロジェクトが始まり、売上が回復する見込みがあると伝えました。
3.具体的な提案: A社に対して、次の3か月間だけ支払いを60日払いに延長し、その後は通常の30日払いに戻すという具体的な条件を提示。
4.信頼関係の維持: C社はA社に対し、今後の取引が拡大する見込みや、継続的な取引の重要性を強調し、誠実に説明。
5.合意とフォローアップ: A社はこの提案を受け入れ、C社は延長された支払い条件に従い、問題なく支払いを完了しました。

結果:
C社は取引先との信頼関係を維持しつつ、短期的な資金繰りを改善しました。取引先A社も、C社との長期的な取引関係を重視し、柔軟な対応を取ってくれました。

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