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事例49:運送業の中小企業H社のリース契約の見直し: 事業再生シリーズ:No.204

H社は、トラックを複数台リースして運送業を営んでいる中小企業です。コロナ禍の影響で物流の需要が減少し、売上が大幅に低下しました。その結果、毎月のリース料の支払いが難しくなり、H社はリース会社に対してリース契約の見直しを交渉しました。

1.リース契約内容の確認

H社は、現在契約しているトラックのリース契約を確認。リース期間はあと2年残っており、月々のリース料が負担となっていました。

2.見直し理由の説明

H社は、コロナ禍による売上減少を理由に、リース会社に対して支払い猶予を依頼しました。また、使っていないトラックがあったため、その車両のリース解除も提案しました。

3.リース会社との交渉

H社は、リース会社に対して次の提案を行いました:

・3か月間、リース料の支払いを猶予し、その後6か月間分割払いで対応する。

・使用頻度が低いトラックのリース契約を早期解除することで、負担を軽減する。

リース会社はH社の状況を理解し、支払い猶予と一部車両のリース契約解除に同意しました。

結果

H社は、リース料の支払いを3か月間猶予してもらうことで、短期的な資金繰りを改善しました。また、不要な車両を返却することで、毎月の支払い負担を軽減し、経営を安定させることができました。

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